ハイクラス結婚相談所の選び方|後悔しない5つの比較軸と判断基準

ハイクラス結婚相談所の選び方 アイキャッチ

「年収1,000万円超の医師や経営者と本気で出会いたいのに、ランキング記事を読んでも結局どこを選べばいいかわからない」と感じていませんか。ハイクラス結婚相談所は料金が一般相談所の2〜3倍するため、選び方を誤ると数十万円が無駄になります。本記事では金額ではなく「方式」で選ぶ判断軸を5つに体系化し、自分に合う1社を絞り込むまでの具体的な手順を解説します。

ハイクラス結婚相談所を金額だけで選ぶと後悔する理由

ハイクラス結婚相談所を選ぶための5つの比較軸

金額より「方式」で選ぶことが、ハイクラス婚活で後悔しない最大のコツです。

ハイクラス結婚相談所選びで失敗する最大の原因は、料金や知名度を入口にしてしまうことです。実際に必要なのは「会員質をどう担保しているか」「自分の活動量に料金構造が合うか」「仲人の関与密度はどの程度か」という3つの方式の見極めであり、ここを外すと月会費だけで年間20〜40万円が消えていきます。

「ハイクラス専門」と「大手相談所のハイクラスコース」は別物であり、紹介される異性の質も成婚までの動線も大きく異なります。

本記事ではこの違いを構造から解きほぐし、無料相談に行く前に判断軸を持てる状態を目指します。読み終えた段階で、自分が比較すべき2〜3社の方向性が決まる構成です。

一般の結婚相談所との3つの構造的な違い

比較軸①会員層の質と活動人数

ハイクラス相談所と一般相談所の違いは「料金が高いかどうか」だけではなく、入会条件・サポート密度・連盟接続の3点で構造が異なります。ここを理解しないと、価格に対して何が上乗せされているのかが見えません。

公式情報

大手連盟IBJの公開データでは2023年の年間成婚者数が13,516名、加盟店約4,300社、会員約90,000人と発表されており、ハイクラス専門相談所もこの連盟会員DBを利用しているケースが多くを占めます。会員DBの規模感は、入会先を比較するうえで前提となる数字です。

男性側の入会条件が「年収+職業+学歴」で絞られる

結論から言うと、ハイクラス相談所の差別化はまず男性側の入会条件で実現されています。年収800〜1,000万円以上、医師・弁護士・公認会計士・経営者・上場企業勤務といった職業、そして大卒以上の学歴を組み合わせて足切りする方式が一般的です。

たとえば誠心は男性会員の半数が医師か歯科医師、ウィッシュは年収800万円超かつ大卒・専門職以上を要件としています。一般相談所は年収300万円台から入会できるため、母集団そのものが大きく異なります。

ただし条件を満たすのは男性のみで、女性側は学歴や職業より「お相手と釣り合うライフスタイル」を見られる傾向があります。年収マウントではなく、生活水準の整合性を確認するための条件設定だと理解しておくと、面談時のずれが減ります。

女性側の料金が男性料金の数倍に設計される

意外と見落とされがちなのが、女性会員の料金が男性会員の数倍になる相談所が一定数あるという事実です。男性側の入会基準を厳しくする代わりに女性側に費用負担を寄せることで、全体の収益バランスを取る方式と言えます。

具体的には、男性の年間総費用が30万円台でも、女性は60〜80万円台になるケースが報告されています。1年間で成婚に至れば許容範囲ですが、活動が長引けば差はそのまま積み上がるため、休会制度の有無も合わせて確認することが必要です。

注意したいのは「女性料金が突出して高い相談所=悪質」とは限らないことです。本物の医師会員や経営者会員を維持するためのコストが乗っている場合もあるため、料金の高さだけでなく「何にお金がかかっているか」を質問できると判断を誤りません。

「ハイクラス専門」と「ハイクラスコース」は別物

多くの比較記事ではこの2つを同じ括りで紹介しますが、紹介される異性層と仲人の動き方が異なります。混同したまま入会すると「思っていたハイクラス層と出会えない」という典型的な後悔につながりかねません。両者の違いを構造から押さえると、無料相談で見るべきポイントも自然と絞り込めるようになります。

専門相談所は会員DB全体がハイクラス層に絞られる

結論から言うと、ハイクラス専門相談所は入会段階で全会員に同じ基準を課しているため、検索しても紹介されてもハイクラス層しか出てきません。誠心、エクセレンス青山、M’sブライダル・ジャパンなどがこの方式に該当します。

たとえばM’sブライダル・ジャパンは男性正会員を医師・歯科医師に限定しており、女性会員はその希望条件で入会します。プロフィール検索でも医師以外がヒットしないため、紹介の精度が初期から高くなる特徴があります。

一方で、専門相談所は会員数自体が数百〜数千人規模に収まるケースが多く、地方在住者や条件が固い人にはお相手枯渇のリスクが残ります。会員数を聞くときは「全会員数」だけでなく「自分の希望エリア×年代の在籍数」まで確認する必要があります。

ハイクラスコース型は一般会員DBを共有する場合がある

よくある誤解として、大手相談所のハイクラスコースに入れば自動的にハイクラス層だけ紹介されると考える人がいますが、実際は一般会員DBの中から条件で絞り込む仕組みです。コース料金は上がっても、会員DB自体は一般会員と共通という構造になっています。

パートナーエージェントのエグゼクティブコース、ツヴァイのハイクラス向けプランなどがこの方式に近く、上乗せ料金で得られるのは仲人サポートの厚みやスカウト機能の優先枠であることが多くなります。

この方式は会員数の多さがメリットになる反面、「条件で絞ったらハイクラス層が想定より少なかった」という声をよく聞きます。無料相談時に「ハイクラスコース在籍者の実数」と「私の希望条件で何名がヒットするか」を必ず確認しましょう。

連盟ネットワークを理解すると見える「実質会員DB」

結婚相談所選びで盲点になりやすいのが連盟の存在です。同じ連盟に加盟していれば会員DBは共有されるため、入会先を変えても出会える異性は大きく変わらない、というケースがあります。とはいえハイクラス相談所は連盟会員DB+自社独自会員のハイブリッド型が主流で、その内訳次第で母集団の質が変わります。連盟の規模感と独自会員のバランスを理解することが、看板に惑わされない判断につながります。

主要連盟の規模差は出会いの母数に直結する

データで見ると、IBJが会員約9万人と国内最大、BIU(日本ブライダル連盟)が約6万人、NNR(日本仲人連盟)が約4万人で続きます。専門相談所のなかにはIBJに加盟しつつ独自審査をかけて運営する形を取るところもあり、連盟会員DBと自社会員DBの両方を持つハイブリッド型が増えています。

たとえば「IBJ加盟+独自審査あり」の相談所に入会した場合、自社会員数百人+IBJ約9万人の中からお見合いを申し込めるため、母数が一気に広がります。地方在住で会員枯渇を避けたい場合に有利な構造です。

ただし、独自審査の基準が緩い相談所だと、結局IBJ会員DBの一般会員と接することになり、ハイクラス感が薄れます。連盟加盟の有無と独自審査の厳しさはセットで聞くと、母集団の質が見えてきます。

「会員数◯万人」という宣伝の読み解き方

ここで重要なのは、宣伝文句の「会員数◯万人」が自社会員のことなのか連盟全体のことなのかを切り分ける視点です。連盟全体の会員数を自社の会員数のように表記する相談所もあるため、誤解しないよう質問で詰める必要があります。

無料相談では「自社の独自会員は何名ですか」「連盟会員DBへの接続は何連盟ですか」「私の希望条件でお見合い可能な異性は今何名いますか」の3点を必ず聞いてください。この3つで母数の実態が見えてきます。

環境によって異なりますが、自社会員300〜500名+大手連盟接続というハイブリッド型が、ハイクラス層の品質と母数のバランスとしては妥当な水準と言われています。極端に自社会員が少なく連盟頼みの相談所は、ハイクラス感の維持が難しい傾向があります。

失敗が金額より「方式選びのミス」で起きる仕組み

比較軸④担当者の質とサポート体制

料金が高いハイクラス相談所を選んだのに後悔するケースの大半は、価格そのものではなく方式が自分に合っていなかったことが原因です。ここを理解すると、無料相談で見るべきポイントが変わってきます。

「年間80万円のハイクラスコースに入会したものの、希望条件に合う異性が月2人しか紹介されず、1年で退会した」という体験談を、複数の体験ブログや口コミサイトで目にします。

退会後に振り返ると、料金よりも「自分の働き方と仲人サポートの密度が合っていなかった」と語るケースが多く、方式選びの重要性が浮かび上がります。

業界データ

結婚相談所連盟IBJの統計によれば、成婚者の平均活動期間は約10か月、平均お見合い数は12〜18件と公開されています。1年以内の成婚を目指すなら、月1〜2件のお見合いペースが必要であり、母集団が小さい相談所では物理的に達成しづらい計算になります。

仲人サポートの密度と自分の自走力のミスマッチ

実際にやってみるとわかるのですが、ハイクラス相談所には「仲人主導型(フルサポート)」と「データマッチング型(自分で動く)」の2方式があり、自分の性格と合わないと活動が止まります。仲人型は月1〜2回の面談で進捗管理されますが、自走したい人には窮屈です。

たとえば誠心は仲人主導が強く、月の面談頻度や活動報告がしっかり管理されます。具体的には月1回の対面面談で活動状況を1時間かけて棚卸しし、次月の方針を一緒に決めるスタイルです。一方、IBJメンバーズなどは自分で検索・申込みしながら必要時に仲人に相談する設計です。両者は同じ「ハイクラス」でも活動体験が大きく異なります。

判断軸として、平日に2時間程度の婚活時間を確保できる人はデータマッチング寄り、週末に集中して動きたい激務職の人は仲人主導型が合う傾向があります。自分の働き方と合わせて方式を選ぶことが、料金以上に成婚率を左右します。

条件設定が厳しすぎて紹介が止まる現象

「年収1,500万円以上、身長175cm以上、東京都内勤務」のように条件を厳しく設定すると、ハイクラス相談所であっても紹介人数が月1〜2人に絞られます。母集団の質は高くても、絶対数が少ないことが原因です。

たとえばエクセレンス青山やパートナーエージェントのエグゼクティブコースでも、希望条件を全部AND検索でかけると候補が10名未満になることは珍しくありません。条件を「絶対」「優先」「あれば嬉しい」の3層に分けて設定するのが、現実的な動かし方です。

条件が固いまま半年経つと、お見合いゼロのまま月会費だけ払い続ける状況になりかねません。仲人が条件緩和を提案できる相談所か、面談で必ず確認しましょう。

観点 専門相談所型 大手ハイクラスコース型 仲人主導×IBJ加盟型
会員質の担保 全会員に同基準 条件絞込みで抽出 独自審査+連盟会員DB
会員数(自社) 数百〜数千名 数万名(コース内は数百〜数千名) 数百名+連盟9万名
初期費用相場 15〜30万円 10〜20万円 15〜25万円
月会費相場 1.5〜3万円 1.5〜2.5万円 1〜2万円
成婚料相場 20〜30万円 5〜20万円 20万円前後
仲人関与 密(月1〜2回面談) 標準(コース次第) 密(個別契約あり)
向く人 確実にハイクラス層と出会いたい 母数を取りつつ条件で絞りたい 自社品質と母数を両立したい

自分に合う1社を絞り込む実践フロー

相談所選びの実践的な判断と行動指針

方式の違いがわかったら、次は「自分の現在地」と「相談所の方式」を突き合わせて2〜3社まで絞り込む段階に入ります。ここからは比較軸の使い方、フェーズ別の選び方、失敗パターンの見抜き方、無料相談での質問順を順に整理していきます。

「料金の高さに納得して入会したのに、3か月でお見合いが2件しか入らず退会した」という体験談は、ハイクラス婚活では決して珍しくない話です。

金額の覚悟だけでなく、自分の希望条件で本当に動けるかを入会前に検証する作業が、実は最も成婚確率を上げる行動になります。

後悔しない比較軸5つ

ハイクラス相談所を比較するときに使う5つの軸を、優先度の順に並べました。この順番で確認することで、似たように見える相談所の差が定量的に立ち上がってきます。無料相談で1社あたり30〜45分しか取れない場合でも、この順序なら漏れなく押さえられます。

具体的には次の5軸です。

  • ① 会員質の担保方式と独自審査の基準
  • ② 料金構造(初期/月額/成婚/オプション)
  • ③ 仲人サポートの密度と担当変更の柔軟性
  • ④ 連盟ネットワークと自社会員のバランス
  • ⑤ 入会条件と審査の透明性

① 会員質の担保方式と独自審査の基準

最初に確認すべきは、その相談所が会員質をどう保証しているかです。年収証明・独身証明・卒業証明・在籍証明・収入証明書類のどこまでを必須提出としているか、相談所側で独自に裏取りをしているかを聞いてください。

たとえばIBJ加盟相談所は連盟ルールで5書類提出が必須化されていますが、独自審査をかけている相談所はさらに面談での印象審査を加えるケースがあります。書類の枚数が多いほど、業者や既婚者の混入リスクは下がる傾向です。

逆に年収証明と独身証明だけで入会できる相談所は、ハイクラスを名乗っていても会員層の安定感に欠けることがあります。書類審査の厳格さは、紹介される異性の信頼性に直結する判断材料です。

② 料金構造(初期/月額/成婚/オプション)

結論から言うと、料金は総額ではなく内訳の比率で見るべきです。同じ年間40万円でも「初期20万+月会費1.5万×12+成婚料0」と「初期5万+月会費1.5万+成婚料20万」では、活動の途中退会時のリスクが全く違います。

ハイクラス相談所では、初期費用と成婚料の両方が高い「両端高型」が目立ちます。1年以内に成婚できる見込みが立つなら問題ありませんが、活動が長引きそうな職種・年齢層の人は月会費中心の料金設計の方が消耗しにくくなります。

オプション費用も要注意です。プロフィール写真撮影、コーディネート相談、追加紹介枠などが別料金で、合計で年間10万円以上上乗せになる相談所もあります。一方で、これらが基本料金に含まれている相談所もあるため、表面の月会費比較では実態が見えません。

③ 仲人サポートの密度と担当変更の柔軟性

ポイントは仲人との接触頻度と、相性が悪かったときに担当変更できるかの2点です。月1回の対面面談がある相談所、月1回の電話だけの相談所、必要時のみ予約制の相談所など、関与密度は大きく異なります。

たとえば誠心やエクセレンス青山は仲人による細やかな進捗管理が強みで、活動報告や条件見直しを定期的に行います。一方、IBJメンバーズは自分主導の活動スタイルで、仲人は必要時の相談相手という位置づけが強くなります。

ただしサポートの厚さは相性次第で逆効果になることもあります。担当仲人と合わない場合に変更を申し出られるか、変更後の引き継ぎはどうなるかは、入会前に必ず聞いておくと後悔が減ります。

④ 連盟ネットワークと自社会員のバランス

ここで重要なのは、自社独自会員と連盟経由会員の比率を把握することです。自社会員のみで完結する小規模専門相談所と、自社+連盟のハイブリッド型では、紹介可能な異性数が10倍以上違うことがあります。

地方在住の場合は連盟加盟ありが必須レベルです。東京・大阪・名古屋以外では自社会員だけで母集団を作るのが難しく、IBJやBIUなどの大手連盟との接続がないと活動が成立しません。

一方で連盟比率が高すぎる相談所は「ハイクラス感」が薄まる懸念があります。自社会員が全体の20〜40%程度を占めるバランス型を、ハイクラス婚活では標準的な目安と考える人が多くなっています。

⑤ 入会条件と審査の透明性

意外と見落とされがちなのが、入会基準の透明性です。男性は年収◯万円以上、職業条件あり、と公開している相談所と、「審査制」とだけ書いて基準を非公開にする相談所があります。後者は判断基準が不透明で、入会後の会員層を予測しにくくなります。

たとえば誠心、ウィッシュ、M’sブライダル・ジャパンなどは入会条件を公式サイトで明記しており、自分が入会できるかが事前に判断できます。条件非公開の相談所では、無料相談で「私の場合は入会可能ですか」と直接聞いて、その場で回答が得られるかを確認してください。

条件をはっきり提示できる相談所は、会員管理が明確である証拠でもあります。逆に「どなたでもご相談ください」とだけ案内する相談所は、ハイクラス感を演出しているだけで実態が伴わない可能性があるため、慎重に見極める必要があります。

婚活フェーズに合わせて選ぶ3パターン

同じハイクラス相談所でも、婚活経験の有無や残された時間によって最適解は変わります。3つのフェーズに分けて、合う方式を整理します。

初動フェーズ:婚活が初めての人

まずやるべきことは、仲人主導型でフルサポートが受けられる相談所を選ぶことです。プロフィール作成・写真撮影・お見合い時のマナー・交際後の進め方まで、全工程で伴走してくれる体制があると挫折率が下がります。

たとえば誠心、ウィッシュ、エクセレンス青山などは入会後のオリエンテーションが手厚く、初回面談で活動計画を一緒に立てる方式を採っています。婚活の作法そのものを知らない段階では、自走型は機能しにくいのが実情です。

初動フェーズで自走型を選ぶと、お見合いの組み方や交際移行のタイミングがわからず、半年で1件も成立しないまま費用だけ消費するパターンに陥りがちです。サポート密度が高い相談所を選び、慣れたら次のフェーズで方式を変える戦略が現実的です。

再挑戦フェーズ:他社経験がある人

結論から言うと、再挑戦組は「前の相談所で何が機能しなかったか」を言語化できているはずなので、その不足を補える方式を選ぶことが最短ルートです。会員数が足りなかったなら連盟接続が強い相談所、サポートが薄かったなら仲人主導型、というように逆算します。

このフェーズで意外と多いのが「前回と同じタイプの相談所をもう一度選んでしまう」失敗です。系統が同じだと出会える異性層もサポート体験も似通ってしまうため、結果が変わりにくくなります。

再挑戦時は無料相談で「前回はこういう理由で退会しました」と率直に話すと、相談所側も合う合わないをフラットに教えてくれます。複数社で同じ話をして反応を見比べるのが、自分に合う方式を見極めるコツです。

短期決戦フェーズ:1年以内に成婚したい人

ここで重要なのは、母集団の絶対数と仲人による積極的なお見合い組成の両方を備えた相談所を選ぶことです。自社会員500名以上+大手連盟接続+仲人主導型の組み合わせが、短期決戦では最も歩留まりが良いとされています。

たとえばパートナーエージェントのエグゼクティブコース、IBJメンバーズのプライムコース、誠心の通常プランなどがこのレンジに該当します。月のお見合い数を10件以上組める動線を作れるかが鍵になります。

1年以内を目標にするなら、入会時点で「半年で交際成立、9か月で真剣交際、12か月で成婚退会」という逆算スケジュールを仲人と共有することをおすすめします。スケジュールに同意できない相談所は、その時点で候補から外して問題ありません。

ありがちな失敗パターン4分類と回避策

結婚相談所の最終選定チェックリスト

ハイクラス婚活で実際に起きた失敗を、原因別に4パターンに分けて整理しました。自分が陥りやすいパターンを把握しておくと、入会前のチェックポイントが明確になります。

注意

消費生活センターには毎年、ハイクラス専門コースで100万円超の料金を支払ったが成婚に至らずトラブルになった相談が一定数寄せられています。料金が高いほど判断は慎重に行い、無料相談2〜3社の比較を経てから契約することが大切です。

料金倒れ型:費用が成果に見合わなかった

「〜という声をよく聞きます」が、年間100万円超の費用をかけたのに半年でお見合いが3件しか入らず、結局退会するパターンです。原因の多くは、入会前に自分の希望条件でヒットする会員数を確認していないことにあります。

回避策はシンプルで、無料相談時に「私の希望条件で現時点でお見合い可能な異性は何名いますか」と必ず聞くことです。10名未満なら活動継続は厳しく、30名以上いるなら現実的な活動が見込めます。

また、成婚料が高い相談所では「成婚」の定義も確認する必要があります。退会時点で成婚扱いになる相談所と、入籍まで成婚としない相談所では、最終費用が大きく変わってきます。

条件マッチ過剰型:条件が厳しすぎて止まる

「年収1,500万円以上、身長175cm以上、長男以外、東京勤務、3歳以内」のように条件を積み上げると、ハイクラス相談所であっても候補が一桁台になります。母集団が高品質でも、絶対数の壁は崩せません。

回避策として、条件を「絶対譲れない(2〜3個)」「優先したい(3〜4個)」「あれば嬉しい(自由)」の3層に分け、絶対条件だけでヒットする会員数が30名以上になるよう調整することが推奨されます。

仲人が条件緩和の提案を積極的にしてくれる相談所か、ヒアリング時に確認すると判断材料になります。条件をそのまま受け入れるだけの相談所だと、活動が止まったときに軌道修正できません。

仲人ミスマッチ型:担当との相性が合わない

実際にやってみるとわかるのですが、ハイクラス層の場合「仲人の年代や価値観が自分と合わず、提案が刺さらない」という相性問題が起きやすくなります。経営者の動き方を理解できない仲人、医師の勤務実態がわからない仲人だと、現実的な提案が出てこなくなるためです。

回避策は、無料相談時に複数の仲人と話す機会をもらい、担当指名や担当変更が可能かを確認することです。所属仲人が10名以上いる相談所であれば、相性に応じた変更がしやすい体制が整っています。

担当仲人がオーナー1名のみの個人相談所は、相性が悪いと逃げ場がない構造になります。サポートの密度と引き換えに、担当固定のリスクがあることを把握して選ぶ必要があります。

期待値ズレ型:「ハイクラス」の定義が違った

よくある誤解として、自分が思う「ハイクラス」と相談所が定義する「ハイクラス」がずれているケースがあります。年収1,000万円超を期待していたら入会後に多くが800万円台だった、医師との出会いを期待していたら多くが医療系企業勤務だった、という体験談は珍しくありません。

回避策として、入会前に「年収1,000万円超の男性会員数」「医師の在籍数」など具体的な数字を聞くことが必要です。あいまいな回答が返ってきたら、宣伝と実態が乖離している兆候とも考えられます。

ハイクラスの定義は相談所ごとに異なるため、自分の基準と相談所の基準を必ずすり合わせてから契約してください。一度入会すると初期費用は基本的に返金されないため、ここで妥協すると数十万円が戻ってきません。

無料相談で必ず聞いておく7つの質問

方式と比較軸を理解したら、最後は無料相談で実情を確認するフェーズです。以下の7質問を全社で同じように聞くと、相談所間の差が定量で比較できるようになります。

母集団と料金の実数を確認する4質問

1つ目は「自社独自会員の数と男女比、年代分布を教えてください」です。連盟会員ではなく自社会員に絞った数字を聞くことで、品質の核がどれだけあるかが見えます。あいまいな回答が返ってきたら、品質管理が甘い兆候です。

2つ目は「私の希望条件で現時点でお見合い可能な異性は何名いますか」、3つ目は「年間総費用の上限と下限はいくらですか」、4つ目は「成婚の定義と成婚率の算出方法はどうなっていますか」です。この4つで、活動可能性と費用感の輪郭が掴めてきます。

特に成婚率は、相談所によって計算式が違います。在籍会員に対する年間成婚者数なのか、退会者に対する成婚退会者の比率なのか、確認しないと数字の意味が読めません。

サポート体制と退会条件を確認する3質問

5つ目は「担当仲人の変更は可能ですか、その手続きと費用は」です。担当を固定する方針の相談所もあるため、入会後に逃げ場があるかを確認しておくと安心して活動できます。

6つ目は「休会制度の条件と費用」、7つ目は「途中退会時の返金規定」です。長期戦になった場合の選択肢、契約をやめるときの経済的負担を把握しないと、入会後の身動きが取れなくなります。

これら7質問への回答が、口頭で曖昧なまま終わる相談所は要注意です。書面で提示してもらい、その場で持ち帰って比較できる体制かどうかも、誠実さを測る重要な指標になります。

回答を比較するときの3つの優先順位

「〜の場合と〜の場合で対応が変わります」が、7質問の回答を集めた後の比較フェーズです。全部を同じ重みで見ると判断が鈍るため、回答の優先順位を3段階で整理してから決めることをおすすめします。

第1優先は「私の希望条件でお見合い可能な異性数」と「成婚の定義」。この2つで活動可能性と費用の最終総額が見えます。第2優先は「年間総費用の上限と下限」と「担当仲人の変更可否」。第3優先は「会員数の内訳」と「休会・退会条件」です。

たとえば月のお見合い候補が10名未満の相談所は、料金や担当の良し悪しに関わらず候補から外します。逆に候補が30名以上いる相談所が複数あった場合は、第2優先以降の条件で比較していけば判断がぶれません。

次にやること(最短ルート)

  • 方式を1〜2つに絞る(専門/大手コース/仲人×連盟)
  • 候補2〜3社を同じ週内に予約し横並びで比較
  • 希望条件を「絶対/優先/希望」に3層化

無料相談チェック(7質問)

  • 自社独自会員数と希望条件のヒット数
  • 年間総費用の上下限とオプション費
  • 成婚定義と成婚率の算出母数
  • 担当仲人の変更可否、休会・退会条件

2〜3社の回答が揃ったら比較軸5つで点数化し、無料相談から1週間以内に結論を出すと検討疲れを起こさずに前へ進めます。

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